ささやかなふみ川

ちくわの中では賢いほうでした。

3円

スーパーに買い物に行った時。買物したものはリュックに入れるつもりでいたので、いわゆる''エコバッグ''は持っていなかった。なのでレジで「エコバッグお持ちですか?」と聞かれ素直に「ないです」と答えたのだけど、そうしたらもう、抜けられない(抜け方のわからない)有料のレジ袋買う流れになってしまい、その流れに入ってしまったことにびっくりして、3円のレジ袋を買ってしまった。たぶんあの時私の脳は止まってたんじゃないかな。その後のクレジットカードのサインは、自分の名前を間違えてこの世に有りもしない漢字を書いた。

3円。大した額じゃない。ドン・キホーテならレジ横の1円玉で無かったことにできる額だ。

でも「生きるのが下手だ」と私に思わせるには充分な額だったみたいだった。

 

 

 

 

「有料のレジ袋はご利用ですか?」と聞いてほしかっただけだと思うけど。